英才教育って教育方法なの?

12 8月

生活のリズム

8月も10日を過ぎ、夏休み真っ最中ですね。
今晩から明日の朝未明にかけて、ペルセウス座流星群が出現のピークを迎えるそうです。夏休みの自由研究などにはもってこいのイベントなので、まだ課題が決まっていないお子さんがいたら一緒に観測するのもいいかもしれませんね。
『ペルセウス座流星群、12日深夜から出現ピーク』
(asahi.com|2010年8月12日配信より引用)
夜空に数多くの流星が飛び交う「ペルセウス座流星群」が12日深夜から13日未明にかけて出現のピークを迎える。高松地方気象台によると、四国上空では台風4号の影響もなくなり、観測に適した天候になる可能性が高いという。~(以下省略)
さて、そんな夏休みですが、学校が休みなだけに子供たちの生活リズムが狂ってしまいがちです。遊びの時間、勉強の時間というけじめがつけずらくなっています。
しかし、英才教育の基本中の基本は生活リズムをしっかりと確立することです。学校があるときは学校と自宅で生活のリズムが出来ますが、夏休みは親御さんが意識して子供の生活リスムをコントロールしてあげる必要があります。
夏休みなんてない親の皆さんは日中の子供たちの生活までコントロールするのは難しいものですが、英才教育を考えるなら無理をおしてもきちんとした生活を遅らせることが大切です。子どもが一人でもきちんと時間を決めて勉強できるようになれば、英才教育も3分の1は成功したといえるでしょう。それくらい生活のリズムというのはたいせつなことなのです。

Read the rest
07 7月

英才教育の注意点

小さな子供をあたかも”プロ”に仕上げることが英才教育だと思っている人が少なくないようです。
まだ物心もつかないうちに親の希望でガチガチに進路を固めてしまう。社会に出る前に才能を開花させてあげたいという親の勝手な思い込み。子供が自分で何も決められないうちに将来の進路・方向性を決めてしまう。
こうしたことは決して英才教育ではやってはいけないコトです。
親の方にしっかりとした自覚がなければ、子供には何の予備知識もなく、選択肢がない状態で英才教育を施すことは「洗脳」に近い危険な行為です。よほど慎重にならなければ、大変なことになってしまいます。
子供は好奇心のかたまりです。
親があれこれ世話を焼かなくても、好奇心に火が点いてしまえば自分で勝手にどんどん学んでいきます。自分で考え、自分で切り開いていきます。親の役割は子供の可能性を広げてあげること、好奇心に様々な刺激を与えて子供に伸び伸びといろんなことに挑戦させること。これが大事です。
愛情深い親によくありがちなことなのですが、子供が可愛い余りにじっくり考える間を与えないで、どんどんとせかしたり、先走って子どもが本来やるべきことをやってしまうというのは逆効果です。
なんでもお膳立てをしてあげたくなる気持ちをグッとこらえて敢えて見守ってあげることも愛情です。英才教育の場合は特に、親が引っ張っていく形になりやすいようです。意識して子どもの目線になって考えてみましょう。

Read the rest
11 5月

英才教育と落ちこぼれ

義務教育とは、国に教育をする義務があるのだと勘違いされがちです。しかし、本当のところは、親には子供に教育を受けさせる義務があり、子供には教育を受ける権利があるという考え方です。国は親が子供に教育を受けさせるための環境整備をし、義務を果たさない親がいた場合には、子供の教育を受ける権利を守るために働きかけるのです。
さて、教育の重要性を叫ばれて久しいですが、日本における教育は”護送船団方式”ともいえるみんな仲良くが根底にあります。落ちこぼれはなんとか食い止めようとあの手この手を尽くし、出る杭についてはあの手この手で叩くというのが常です。
平等や公平という概念を歪曲し、落ちこぼれも出る杭も排除していくのが第一とされてきました・・・こう言い切ってしまうと少し語弊がありますが、大筋はこの通りではないでしょうか。
和を尊ぶという古来より伝わる”和の精神”が根底にあるのかもしれませんね。国や行政はセーフティネットの役割を果たすだけで、才能を伸ばすことについては積極的に関知しないというのはあらゆる分野に浸透しているように思います。世界的に見るとこうした考え方は少数派に属するような気もします。
国力はすなわち優秀な人材をいかに育成して相応しい仕事をさせるかにあるのではないでしょうか。
その意味ではこれまでの護送船団方式を見直し、才能あるものは積極的にその才能を伸ばす『英才教育』という考え方をあらゆる過程に組み入れていくことが大切なのではないでしょうか。

Read the rest
05 4月

新学期スタートに思うこと

新学期を迎えて、英才教育について思うことをツラツラと書いていきます。
幼児や未就学児、小学生に早い時期から高度な教育を施すことには何の問題もないと思われますが、実際のところどんな懸念が心配されているのかみていきましょう。年齢に固執せずに次々と課程を進めるのが、英才教育ですが、特に乳児・幼児・小学校低学年など小さい子供には無駄、弊害があるという説も唱えられています。
[科学的観点から]
右脳を鍛えること、3歳までに教育を開始しないと手遅れ、という考えがあるが、こうした考えには基本的に根拠がない。
[子供への悪影響]
十分な認識力や判断力などが身につく前の幼児に、文字や数だけを取り出して概念的な認識の獲得をさせようという「知育に偏る教育」は、子供の総合的な成長に悪影響を与えるのではないかという批判があります。
また、早期教育で実年齢相当の学習内容を終えてしまっている子供は、学校の授業が退屈で「浮きこぼれ状態」になり、周りの子供との関係において疎外感、孤立感を深めてしまうのではないかという批判があります。
[親子関係への悪影響]
そもそも子供が本当に早期教育をやりたがっているのか、やりたがらないことを無理にさせて悪影響はないのかという危惧が指摘されます。
英才教育を受けた子供は、幼小の頃から本音を見せずに親に気に入られることを優先する傾向にあるため、自由な感情表現や欲望のコントロールの訓練をする機会が減ってしまうのではないか。
[社会への悪影響]
現在の学校制度の枠内では、経済的に恵まれた一部の子供が英才教育を受けることができるという経済格差に起因する学力格差を生む可能性についての危惧が指摘されます。

Read the rest
03 2月

英才教育で気を付けたいこと

これまで見てきたように「英才教育」というのは、一般的に、優れた潜在能力を持つ子供をさらにその能力を伸ばす教育だと云われています。しかし、この英才教育で気を付けたいことがあります。昔から英才教育を揶揄する際に云われてきた「昔、神童、今ただの人」ということです。
小さな頃は聡明で大人顔負けの能力を発揮していたものが、大人になってみると普通の人と変わらなかったり、逆に悪くなってるということを戒めた言葉です。能力のある子どもに対して英才教育を施すことは、少なからずリスクがあるということかもしれません。早熟な子供は傍から見ると能力が高いように見えますが、実際はそうでもなかったりして、英才教育が負担になってしまいストレスで今ある能力までスポイルされてしまうのかもしれません。
女子スポーツの世界では、テニスやフィギュアスケートなど10代前半の子が活躍しても、成長するにつれ能力が伸び悩み、10代後半で競技引退してしまうということも多々見られます。欧米では「バーンアウト・シンドローム」などと言われたりします。日本語に訳すと「燃え尽き症候群」のことで、英才教育による弊害の一例として紹介されることもあります。
一つの能力や分野に絞って英才教育や早期教育を過度に行ってしまうと、飽きてしまう、能力が偏ってしまう、過度のストレスがかかってしまい逃げ場を失った精神が逃避行動を起こしてしまうという事態につながることもあります。英才教育は子供の成長に合わせて、バランスよく行う必要があります。

Read the rest
12 1月

英才教育~母親脳

先日、全盲のピアニストである辻井伸行さんの生い立ちについて紹介しているテレビ番組が放送されていました。辻井さんの母親が伸行さんの音楽の才能に気づくまでについて説明するときに『母親脳』のことを紹介していました。
子供の小さな変化について気づくようになるのが母親脳で、それはプロラクチンというホルモンが母親の胎内で分泌されることによって起きるそうです。
女性は生まれつき母親なのではなく、母親になるのだということでしょうか。ラットからサル、ヒトに至るまでほとんど全てのメスの哺乳類は、妊娠し母親になると行動が根本的に変化していきます。それまでひたすら自己の欲求と生存だけを追求していた生物が、子どもの世話や幸せに重点をおくように変化するのです。
最新の研究によると、妊娠や出産、授乳中の劇的なホルモンの変動のためにメスの脳が再構築されるらしいのです。脳のある領域ではニューロンが大きくなり、別の領域では構造的な変化が起きていきます。変化が起きる部位の中には巣作りや子どもの毛づくろいをしたり、捕食者から子どもを守ったりといった母性行動の制御と関係するものもあります。
しかしそれだけでなく、記憶や学習、それに恐怖とストレスへの反応を制御する領域も影響を受けます。最近の実験から、迷路や餌の採取といった課題では、出産を経験していないラットより母親ラットの方が優れていることもわかってきました。
また、ホルモンが誘発する母親の脳の変化は一時的なものではなく老齢期に達まで持続するようです。

Read the rest
03 9月

英才教育のキモ

幼い子供に専門的な教育を施すことを英才教育と考えている方が少なくないようです。右も左もわからない子供に、とにかくひとつのことを教え込んでいけば、その道のプロフェッショナルや専門家になれると考えているようです。
しかし、子供には何の予備知識もなく、選択肢がない状態で専門教育を施すことは「洗脳」に近い危険な行為なのでよほど慎重にならなければ、大変なことになってしまいます。このことは、勉強に限らずスポーツなどにも共通します。
次にもう一つ英才教育で気をつけたいこと。
子どもの「自ら考える力」を大切にすることが重要です。子どもが可愛い余りに、愛情深い親によくありがちなことなのですが、子どもにじっくり考える間を与えないで、どんどんとせかしたり、先走って子どもが本来やるべきことをやってしまうというケースがよくあります。
子どもが勉強していて、プリントを やっているときなども気をつけたいところです。プリントは子どもの考える力をひき出すためにやっているものです。深くよく考える力をつけてあげることが重要です。なるべく子どもが独力で完遂できるように意識して、助けてあげる際にもできるだけ簡潔に ヒントを与える形でのアドバイスに留めましょう。
なんでもお膳立てをしてあげたくなるのが親の常です。でも、ときにはグッとこらえて敢えて見守ってあげることも愛情です。英才教育の場合は特に、親が引っ張っていく形になりやすいようです。意識して子どもの目線になって考えてみましょう。

Read the rest
03 7月

英才教育と先取り教育の違い

英才教育を調べていて、興味深い内容の記事があったので内容をかいつまんで紹介したいと思います。
日本には公的教育において「英才教育」というものは存在しませんが、そのことによる弊害があるのではないか。
通常教育についていけない「落ちこぼれ」の生徒に対するケアはされるが、力(ちから)がある子供が能力を伸ばしきれないことにはほとんど配慮されていません。従って、能力のある子供の教育は、塾任せという状態が続いているのではないか。
こうした商業主義に偏りがちな塾でのカリキュラムは、単純にカリキュラムを先取りして前倒しに知識を詰め込む教育になってしまうが、こうした「先取り教育」では子供の能力を伸ばすことにつながらないのではないか。
抽象概念を明確に系統立てる思考力・仮説を立てる能力を養う、語彙力・情報処理力を高める、などの目標が掲げられ、単にカリキュラムを「先取り」するのではなく、より深く「掘り下げる」のが英才教育ではないか。
例として、欧米諸国での「英才教育」について紹介があります。
アメリカ(州ごとに違いはある)では、何かの科目で著しく他の子よりも抜きんでた特別の才能が認められる生徒を選抜して、別クラスで教えるとか、小学校3年くらいでテストをして、成績上位者を「Gifted」(才能があるという意味)として別クラスにするなど、出来る子が足踏みしないように配慮する英才教育が多いようです。
「英才教育」と「先取り教育」を混同してはならない、ということだと思います。

Read the rest
11 5月

最近の英才教育

一昔前と違って、現在では小学校で英語も学習します。
最近では未就学児の英会話学校と言うのも珍しくなく、日常の英会話程度なら難なくできるという小学生も少なくありません。
国際化が進む現代では英語が話せるのは必須能力かもしれません。
こうしたことは今の親の世代が小学生時代だったら、「英才教育」を受けているエリートと呼ばれたかもしれませんね。
「エリート」とは、辞書によると「選び抜かれた人」とか「優秀な人」という意味だそうですが、昔なら選ばれた人とか家庭環境に恵まれた人だけが英才教育を受けられたのですが、現代ではそうした教育を多くの人たちが享受することができます。
つまり時代とともに「英才教育」というものは移ろい行くものなのだということです。
例えば200年前の江戸時代の日本であれば、寺子屋に通えるのは武士の子供だけですし、女性は寺子屋に行くことも少なかったと思います。
まして田舎の農民の子供は教育さえまともに受けられなかったと思います。
まさに教育を受けること自体が英才教育だったのではないでしょうか。
それからたったの200年の間に、世の中が変わり教育あり方も大きく変わってきました。
これから21世紀を背負っていく子供たちに対する英才教育とは、今までとは違ったものになるはずです。
この10年でインターネットの普及がきっかけとなってシームレスに世界と関わる時代となりました。こうした世の中では日本人としての自覚よりも世界人としての自覚を持つ新しい人間作りが必要になってくるのではないでしょうか。それこそが新しい英才教育だと思います。

Read the rest
04 3月

英才教育注意点

これまでも触れてきたように「英才教育」というのは、優れた能力を持った子どもをさらに高めるための特別な教育のことですが、昔から言われていることに「昔、神童、今ただの人」なんていうことがあります。
つまり、小さな頃は賢くて大人顔負けの能力を発揮していたものが、大人になってみると普通だったり、逆に悪くなってるということを戒めた言葉です。能力のある子どもに対して早い時期から英才教育を施すことによって、その能力を存分に伸ばすということには少なからずリスクがあるということかもしれません。早熟な子供は傍から見ると能力が高いように見えますが、実際はそうでもなかったりして、英才教育が負担になってしまいストレスで今ある能力までなくなってしまうとか・・・。
スポーツの世界では、女子テニスやフィギュアスケートなど10代前半の子が活躍するものの、選手寿命が短くなってしまい、10代後半で競技引退してしまうということも多々見られます。欧米では「バーンアウト・シンドローム」などと言われたりします。日本語に訳すと「燃え尽き症候群」のことで、英才教育による弊害の一例として紹介されることもあります。
一つの能力や分野に絞って英才教育や早期教育を過度に行ってしまうと、飽きてしまう、能力が偏ってしまう、過度のストレスがかかってしまい逃げ場を失った精神が逃避行動を起こしてしまうという事態につながることもあります。英才教育は子供の成長に合わせて、バランスよく行う必要があります。

Read the rest

older posts