小さな子供をあたかも”プロ”に仕上げることが英才教育だと思っている人が少なくないようです。
まだ物心もつかないうちに親の希望でガチガチに進路を固めてしまう。社会に出る前に才能を開花させてあげたいという親の勝手な思い込み。子供が自分で何も決められないうちに将来の進路・方向性を決めてしまう。

こうしたことは決して英才教育ではやってはいけないコトです。

親の方にしっかりとした自覚がなければ、子供には何の予備知識もなく、選択肢がない状態で英才教育を施すことは「洗脳」に近い危険な行為です。よほど慎重にならなければ、大変なことになってしまいます。

子供は好奇心のかたまりです。
親があれこれ世話を焼かなくても、好奇心に火が点いてしまえば自分で勝手にどんどん学んでいきます。自分で考え、自分で切り開いていきます。親の役割は子供の可能性を広げてあげること、好奇心に様々な刺激を与えて子供に伸び伸びといろんなことに挑戦させること。これが大事です。

愛情深い親によくありがちなことなのですが、子供が可愛い余りにじっくり考える間を与えないで、どんどんとせかしたり、先走って子どもが本来やるべきことをやってしまうというのは逆効果です。

なんでもお膳立てをしてあげたくなる気持ちをグッとこらえて敢えて見守ってあげることも愛情です。英才教育の場合は特に、親が引っ張っていく形になりやすいようです。意識して子どもの目線になって考えてみましょう。