バンクーバー・オリンピックが無事終了しました。日本のメダル数は銀が3個、銅が2個の計5個。前回のトリノがフィギュアスケートの荒川静香選手の金メダル1個だったことを考えると躍進だと言えるでしょう。しかし、メダルの内訳を見ると銀メダルは個人では、フィギュアスケートの浅田真央選手とスピードスケートの長島圭一郎選手、女子スケートパシュート競技での団体、銅メダルはフィギュアスケート男子の高橋大輔選手、スピードスケートの加藤条治選手と全てがスケートで占められています。

スキー競技では上位入賞はあるものの、メダルには及ばないという結果となってしまいました。この差はどこからくるのでしょうか。

やはり選手人口の違い、子どもの頃から才能ある子どもを集めて英才教育を施すといった一貫した教育プログラムの違いにあるのではないでしょうか。日本のスポーツは縦割り行政の悪い典型で、様々な省庁が独自にスポーツ事業に予算を充てています。スポーツ振興に関する明確なビジョンがないため、てんでバラバラにお金を使っている状況です。

それに対して、人口が半分のお隣韓国では、今回のバンクーバー・オリンピックでも金メダル6個を含む14個のメダルを獲得しています。これは冬季オリンピックに限った話ではなく、夏季オリンピックでも差は歴然です。韓国の選手強化プログラムに学ぶ点は多いにあると思いますが、それ以前に日本のスポーツ事業に関わる予算を一元管理するスポーツ省のようなものを作って、一つのビジョンのもとに選手強化、底辺拡大、英最強利くを実施していく必要があるのではないでしょうか。